【書評】日本のシン富裕層の要約と感想、僕らが富裕層になる再現性の高い方法

2023 3/28

2023年3月3日 2023年3月28日

どうも、ノアです。

『日本のシン富裕層なぜ彼らは一代で巨万の富を築けたのか (朝日新書)』(大森健史)
を読んだので要約と感想を書いていきます。

著者の大森さんなんですが、
海外移住のサポートをするという仕事をしていた人です。

海外移住をしたいと言う人は富裕層が多いので、たくさんの富裕層の事例を目にしてきたようです。

で、まず富裕層とはなんぞやという定義の問題なんですが、

野村総研の定義が一般的で、「日本のシン富裕層」でもこの定義が使われています。

そして、著者は富裕層を5つに分類しています。

①ビジネスオーナー型
新富裕層の中ではやや古いタイプ。自分の実力で起業を経営してきた。目に見えるモノが好きで、不動産投資をするタイプが多い。自分自身はあまり目立ちたくないタイプが多い。

②資本投資型

開業医や一流企業勤めのサラリーマンなどが、世間一般の平均より高い給与を元手に、株式や不動産、最近だと暗号資産投資で増やしていく。親が資産化のタイプも、一部にいる

③ネット情報ビジネス型
インターネットを活用し、株式投資や情報商材、動画配信などの新しい分野にいち早く飛び込み稼いできた、ファーストペンギンタイプ。決断が早い。情報入手にお金をかける。ビジネスを一人から少人数で行い、外注をうまく使ったマイクロビジネスをしているため、フットワークが軽い。

④暗号資産ドリーム型
暗号資産で、数億円から数百億円規模の巨額の資産を手にした人々。暗号資産が乱高下しても、一切売却することなく持ち続ける忍耐力がある。自身の判断で投資を決断できる人とメンターのアドバイスに従う人に分かれる。

⑤相続型
親などの親族から、土地、不動産、金融資産などを受け継いだ。守りに入りがち。受け継いだ資産を元手にビジネスを成功させ、①のビジネスオーナー型になるケースもあるが、受け継いだとき以上には増やせない人のほうが多い。突然巨額の遺産を手にして人生を狂わせてしまう人も。

⑤が旧来の富裕層で、①～④がシン富裕層です。

で、本にはさらに詳しくこれらの富裕層の特徴について書かれています。

で、どうやって富裕層になるの？

ここからは僕の意見を書いていこうと思います。
①～④まで4つの種類のシン富裕層がいますが、僕たちが目指すべきなのは③の「ネット情報ビジネス型」です。

①のビジネスオーナー型はリスクがあります。普通に会社を経営するには、様々なコストがかかります。
また不動産投資は素人が参入するとカモられやすく、難易度が高いです。

②の資本投資型は、医者や外資系金融機関に勤めていることなどが大前提になります。そうした職業に就くには受験や就職活動などの高い倍率の競争を勝ち抜く必要があり、やはり難しいです。また必死にお金を稼いでも使わずに投資に回す忍耐力が必要になります。

④の暗号資産ドリーム型もかなりリスクが高い。仮想通貨の投資は詐欺が多いです。ビットコインやイーサリアムみたいな有名な通貨以外はほぼ詐欺といっても過言ではないレベルです。取引所の破綻で全財産失うみたいなケースもあります。

なので、必然的に僕たちが目指すべきなのは③のネット情報ビジネス型の富裕層です。

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